HKT48の指原莉乃が、12日に放送された日本テレビ系の音楽バラエティ番組『1番ソングSHOW』(毎週水曜19:00~19:56)に出演し、初めてセンターを務めたAKB48の32ndシングル「恋するフォーチュンクッキー」の秘話を明かした。

「恋するフォーチュンクッキー」の秘話を明かした指原莉乃

2013年6月8日に行われた第5回AKB48選抜総選挙で、大島優子を抑えて見事1位に輝いた指原。初のセンターとなる楽曲に注目が集まり、一時は「びっくり音頭」とも伝えられていたが、最終的には80年代ディスコ調のダンスナンバー「恋するフォーチュンクッキー」が完成した。パパイヤ鈴木による、子どもから大人まで誰でも覚えやすい振り付けが好評で、さまざまな立場の人がMVを自主制作。AKB48公式チャンネルでも多数、採用された。CDの売り上げは累計150万枚を突破するなど、名実ともにAKB48の代表曲となった。

12日の同番組では、人気アーティストの「超ビックリ映像」を特集。ゲスト出演した指原は、ミュージックビデオで驚いた話題として同曲を振り返り、「ミュージックビデオの段階では、メンバー全員から大不評で。秋元(康)さんには申し訳ないですけど、これは絶対に売れないと」と告白した。

メンバーの不人気をよそに、「でも、秋元さんだけは絶対に流行ると言い続けてて」と同曲の生みの親である秋元康氏は違った見方をしていた様子。指原も、世間の反応を経てイメージが変化していったようで、「今では私も1番好きです」とうれしそうに語った。ここで、司会のナインティナイン・矢部浩之が「メンバーによるでしょうね、この歌が嫌いとか」と振ると、指原は「ありますよね」。

この言葉に、同じくゲストで出演していたEXILE・TAKAHIROが爆笑すると、「ありますよね?」と焦る指原。TAKAHIROが爽やかに「僕は(EXILEの曲)全部好きですよ」と言い放つと「あー! ちょっとー!」と取り乱しながら、「でも、やばいんじゃないかって時もありますよね」と切り出す。「HKT48のニューシングルが『桜、みんなで食べた』という曲なんですよ。そのタイトルの曲をもらった時は、本当にやばいと思いました」と12日に発売を迎えたHKT48の3rdシングルにまつわるエピソードを披露した。

センターの座を射止めた直後のスピーチで、「私がセンターになったらAKBは壊れるとか言われているけど、絶対にAKB48は壊しません!」と宣言していた指原。10日には、内田裕也、白竜、シーナ&ザ・ロケッツ、遠藤ミチロウらも登場する「福島KIDSバージョン」が公開され、インターネットを中心に話題になるなど、「恋チュン」フィーバーは今も続いている。

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