トヨタ自動車は20日、7~8人乗りミニバンの新型「ヴォクシー」と新型「ノア」の受注状況を発表した。フルモデルチェンジしたヴォクシーとノアは、1月20日にガソリン車を発売しており、ハイブリッドシステム搭載車は2月24日に発売される。価格はヴォクシーとノアともに、218万円~297万円。

「ヴォクシー X」(ハイブリッド車)

今回の発表によると、発売を発表した1月20日から約1カ月にあたる2月19日の時点で、両車を合わせた受注台数は約6万1,000台となり、好調な立ち上がりとのこと。内訳は、ヴォクシーのガソリン車が約2万4,000台、ハイブリッド車が約1万3,000台を受注し、合計は月販目標台数4,600台の8倍強となる約3万7,000台。ノアはガソリン車が約1万4,000台、ハイブリッド車が約1万台を受注し、合計は月販目標台数3,400台の7倍強となる約2万4,000台となっている。

同社は主な好評点として、JC08モード走行燃費23.8km/Lの低燃費を実現したクラス初という本格ハイブリッドシステムを搭載し、ガソリン車もJC08モード走行燃費16.0km/Lの低燃費達成によりエコカー減税の対象となっていること。新開発の低床フラットフロアによる使い勝手の良い広々空間と卓越した乗降性、スライド量810mmの超ロングスライドキャプテンシート(7人乗り仕様車)による広い足元スペースと多彩で快適なシートアレンジ、といったポイントを挙げている。

「ノア G」(ハイブリッド車)