朝日新聞出版はこのほど、朝日新書『資産価値を守る! 大災害に強い町、弱い町』を発売した。著者は財営コンサルティング代表取締役の山崎隆氏。価格は798円。

『資産価値を守る! 大災害に強い町、弱い町』表紙(出典:朝日新聞出版Webサイト)

資産価値の高い町の選び方は、震災や地盤沈下、水害などの自然災害リスクを回避することで発展した「軍需産業史」と、それに付随する「鉄道の歴史」を読み解くことでわかるという。同書は、臨海部の液状化を見事的中させた話題の不動産コンサルタントである著者が、全国主要都市の住宅選びを解説。マイホームの資産価値を守る、安全・安心な町選び、家選びの知識と情報をわかりやすく紹介している。

主な内容は、「第1章『資産価値の高い安全な町』を歴史で読み解く」、「第2章 不動産に資産価値が生じる根拠とは何か」、「第3章 不動産鑑定理論から資産価値を分析する」、「第4章 日本の不動産マーケットと市場特性」など。東京都や北海道、愛知県、大阪府、福岡県など、各地の地価や都市情報のデータも収録している。

著者の山崎隆氏は1960年東京都生まれ。学習院大学経済学部卒。大手住宅メーカー、外資系生命保険会社、不動産コンサルティング会社を経て、1996年に独立系の資産運用コンサルティング会社として財営コンサルティングを設立。現在、同社代表取締役を務める。一級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP。