スズキは10日、ハンドル形電動車いす「セニアカー ET4D」及び「セニアカー ET4E」に安心機能を充実させるなどの一部改良を行って発売した。

「セニアカー ET4D」

「セニアカー ET4E」

セニアカーは、高齢者などが簡単な操作で乗ることのでき、家庭用100Vコンセントで充電可能なハンドル形電動車いす。今回の一部改良では、ET4DとET4Eに急な坂道などで運転者に注意を促す「傾斜お知らせ機能」をはじめ、右左折・後進時の操作やバッテリー残量等の各種警告・異常を音声案内する機能を標準装備するなど、運転を補助する安心機能を充実させている。

そのほかET4Dでは、容量25Lの大型バスケットと車体を一体化させた安定感のあるフロントデザインを採用したほか、ひざ回りにゆとりをもたせ、操作ボックスの形状とハンドルのグリップの形状を変更。走行距離を確認できるリセットスイッチ付きのトリップメーターの採用も行われた。価格は36万8,000円。

ET4Eでは、操作ボックスの形状とハンドルのグリップの形状を変更し、シート表皮にチェック柄を採用している。価格は29万8,000円。