スズキは6日、小型乗用車「ソリオ」シリーズに、ミリ波レーダー方式による衝突被害軽減システムなどの安全技術を搭載した「レーダーブレーキサポートII装着車」を設定して発売した。価格は158万3,400円~194万400円。

「ソリオ S-DEJ レーダーブレーキサポートII装着車」

レーダーブレーキサポートIIは、検知可能距離が長いミリ波レーダーで前方の車両を検知して、衝突の回避や衝突時の被害軽減を図るシステム。具体的には、前方車両と急接近し衝突の可能性がある場合にブザー音とメーター内表示により警報を発する「前方衝突警報機能」、前方車両との衝突の可能性が高い時に強くブレーキを踏むと制動力を高める「前方衝突被害軽減ブレーキアシスト機能」、低速走行中に前方車両との衝突を回避できない場合に強いブレーキを自動でかける「自動ブレーキ機能」が含まれる。

今回設定されたレーダーブレーキサポートII装着車は、同システムに加えて、高速走行中の急ブレーキを後続車両に知らせる「エマージェンシーストップシグナル」と車両走行安定補助システム「ESP(Electronic Stability Program)」を搭載して安全装備を充実させたほか、高速走行や長距離運転を補助する「クルーズコントロールシステム」も採用している。

「ソリオ BLACK&WHITE II レーダーブレーキサポートII装着車」

「ソリオ BANDIT レーダーブレーキサポートII装着車」