現地時間2日にニューヨークの自宅内で死亡しているのが発見された米俳優のフィリップ・シーモア・ホフマンの死因について、警察側はヘロインの過剰摂取であることを発表した。
警察はフィリップの死因をヘロインの過剰摂取とし、さらに死亡する直前に1,200ドル(約12万円)をATMから引き出していた事実を公開。警察関係者によると、1日夜にフィリップのウエスト・ビレッジのアパート近くのダゴスティーノ食料雑貨店のATMから現金を6回に引き出されたことが銀行口座の記録からわかっており、現在それを糸口にフィリップにヘロインを売った人物の行方を追っている。さらに警察は、フィリップのアパートから20本の注射器と50袋のヘロインを発見しているという。
フィリップの葬儀は、7日正午前にマンハッタンの聖イグナチオ・デ・ロヨラ・ローマン・カトリック教会において執り行われる。また、ニューヨーク・ポスト紙によれば、6日の午後5:00~9:00かけて、フランク・E・キャンベル葬儀場において、親族やハリウッド・スターらを含む親しい友人のみが出席するプライベートな通夜も予定している。
なお、数カ月前に「愛のムチ」という形でフィリップを家から追い出したという長年のパートナーのミミ・オドネルと、フィリップのアシスタントを務めていたベラ・ウィング=デイビーが4日に葬儀場に姿が目撃されたという。
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