「初TABI」プロジェクトチームの青木里美さん

大学生を中心とする若年層に、魅力ある国内旅行を提供するプロジェクト「初TABI」。2013年1月のスタート以来、毎回ひとつの地域を取り上げて、観光誘致と地域活性化に尽力してきた。そして、第3弾となる今回も好調な滑り出しを見せているようだ。

人生を豊かにする出会いをサポート

「初TABI」のコンセプトは、「“初めて”に出会う旅」。旅先で初めて出会う人、土地、食べ物……。そうしたすべてが、旅、ひいては人生そのものを豊かにしてくれるものであることを意識して、旅行者にとってよりよい出会いが生まれるよう、初TABIのwebサイトではモデルコースや人気スポットの紹介も行っている。

「モデルコースの作成にあたっては、地元・沖縄在住の学生や地域企業などにも協力してもらいました」。そう話すのは、リクルートライフスタイルの青木里美さん。同社は本プロジェクトにおいて、宿泊、観光施設などに関する「初TABI」限定プログラムの開発を担当している。

様々な企業がサービスを提供

また、協賛企業との連携による魅力的な旅行体験の企画開発を担当しているのは電通だ。ふたつの企業がタッグを組み、旅にまつわる新しい試みを検討した結果、18歳~24歳をターゲットとする若年層向け旅行プロジェクトの発案に至った。

「旅に出るための時間はたっぷりあるけど、金銭的ゆとりはあまりない若年層を応援するために、様々なサービスを用意しました。目玉となるのは、最大1万円オフになる『初TABIじゃらんクーポン』。ひとりなら5,000円オフ、ふたり以上なら1万円オフになるこちらのクーポンは、『じゃらんnet』で12月3日から配布開始したのですが、大変好評をいただき、約2カ月弱で全てのクーポンが配布完了しました。

それから、レンタカーを無料で利用できるサービスも人気です。第3弾となる今回の対象車種は、トヨタのカローラ フィールダー。初TABIのwebサイトから申し込んで当選したら、最長4日間無料でレンタルできるんです」(青木さん)。

さらにプレゼントキャンペーンとして、Canonが展開するオンラインフォトブックサービス「PHOTO PRESSO(フォトプレッソ)」を1冊無料で作成できるクーポンが、50名に当たるそう。

「初TABI」のwebサイトには、旅をもっとお得に楽しめる情報が盛りだくさん!

もちろん、現地での思い出作りを楽しんでもらうための施策も様々に用意。webサイト上では、現地の人にも人気の飲食店や穴場スポットを紹介している他、FacebookなどのSNSツールを駆使してお得な旅情報を発信している。また、そもそも「初TABI」第3弾のキャンペーン期間自体、お得に設定されていることにも注目したい。

冬だから味わえる沖縄の魅力とは?

しかし、「沖縄といえば夏!」のイメージを覆すかのように、真逆のこの時期にキャンペーンを展開している理由やいかに?

「オフシーズンであれば、飛行機代や宿泊費をぐっとおさえられるんです。それに、観光スポットも空いているからのんびりした時間を満喫できますよ。例えば大自然のもと、冬の星座を鑑賞するのもオツですし、12月末~4月ならホエールウォッチングも楽しめますよ。桜の開花もそろそろなので、いちはやく春の気分を味わえるのも魅力ですね」(青木さん)。

旅をお得に楽しめる上に、沖縄の新たな魅力まで知ることができるなら、その旅時間は新しい自分にも出会えるひとときになるかもしれない。初TABI利用をきっかけに、この冬、若年層の間で沖縄LOVERSが急増しそうな予感!