会社の社会貢献活動に参加経験は25% - でも「もっと取り組むべき」46%

NTTレゾナントは、20代～60代の男女を対象に「社会貢献活動に対する意識調査」を実施した。調査は2013年11月26日～29日にかけて行われ、784名(男性510名、女性274名)から有効回答を得た。

参加に必要な要素は「時間的な参加のしやすさ」

まず、自分自身が所属している企業が社会貢献活動に取り組んでいるか尋ねたところ、「はい」「いいえ」と答えた人が各33%だった。「分からない」と答えた人の方が34%とわずかに高く、3人に1人は自らが所属する企業が社会貢献活動に取り組んでいるか知らないことがわかった。

次に、所属している企業が行う社会貢献活動に参加した経験があるか尋ねたところ、「いいえ」と答えた人が58.0%で「はい」(24.5%)を大きく上回った。また、所属する企業はもっと積極的に社会貢献活動に取り組むべきかという質問に対しては、46%が「はい」と回答した。

社会貢献活動に参加するために必要な要素について尋ねると、「時間的な参加のしやすさ」(51.7%)という意見が最も多かった。「手続き的な参加のしやすさ」(12.8%)や、「社会貢献活動の目的が分かりやすい」(10.5%)がそれに続いた。

大企業に所属する人の方が社会貢献活動への参加経験が高い

中小企業(従業員数が300人未満)と大企業(従業員数が300人以上)で比較したところ、大企業に所属する人の方が社会貢献活動への参加経験が15.6%ほど高かった。中小企業に所属する人に活動に参加するために必要な要素について尋ねると、「手続き的な参加のしやすさ」(24.8%)がトップになっている。