「義理チョコは贈りますか」

日経ウーマンオンラインでは、働く女性のバレンタイン義理チョコ事情を調べるため、「日経ウーマンオンライン」の読者である20~40代を中心とする働く女性277名を対象にアンケート調査を実施し結果を発表した。調査は2013年10月11日~10月31日に行われた。

働く女性の約6割が義理チョコを「贈る派」

バレンタインに、会社の上司や仕事関係の男性に「義理(お仕事)チョコ」を贈ったことがあるか聞いたところ、「ほぼ毎年あげる」と答えた人は41.2%、「時々あげる」と答えた人は17.7%と、「贈る派」は6割(58.9%)に上った。

義理チョコをあげる相手の数は平均8.4人

「義理チョコを贈る相手の数」

義理チョコを贈ったことがあると回答した人に、贈る相手の数を聞いたところ上位は「3人」(41名)と「5人」(39名)という結果になった。なお、「15人」(14名)や「20人」(16名)など多くの人に義理チョコを贈るとの回答も見られ、最多数は「200人」(1名)だった。

義理チョコの予算は「500~1,000円未満」が44.2%

「義理チョコ(1人あたり)の予算」

義理チョコの1個あたりの予算について、「500~1,000円未満」と答えた人は44.2%、「500円未満」は39.3%と、1,000円未満が合計83.5%を占めた。「お世話になっている人に感謝の気持ちは伝えたいけれど、贈る相手も複数におよぶことが多いだけに、なるべく出費は控えたい」という複雑な女ゴコロが伝わってくる結果に。

義理チョコにまつわるあれこれ

また、義理チョコとはいえ、多くの人は仕方なく贈っているのではなく、日頃の感謝の気持ちを込めて贈っていることも分かった。気持ちがきちんと伝わるように実践している工夫を聞いたところ、「一人に1つずつ(チョコを贈る)」「手作りのメッセージカード(を添える)」といった意見が寄せられた。

さらに義理チョコにまつわる「トホホな体験」として、「安いのに高価に見えるものを購入したら、同じ部署の女性とかぶってしまった。更に向こうの方が量が多かった」(25~29歳)、「一人だけ安すぎた。きっと日頃の上司への本当の気持ちが出てしまったのかと思う」(30~34歳)などのエピソードも寄せられた。