俳優の藤岡弘、が、3月29日に公開される特撮映画『平成ライダーVS昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』に、本郷猛/仮面ライダー1号として復活を果たすことが明らかになった。

本郷猛/仮面ライダー1号役として約38年ぶりに復活を果たす藤岡弘、(写真左)

藤岡は、1971年~73年に放送された第一作『仮面ライダー』で、本郷猛/仮面ライダー1号役として出演。第9話~第10話までは変身後の仮面ライダー1号のスーツアクターも兼任し、危険度・難度の高いアクションの数々をこなした。その後、多数の昭和ライダー作品にも出演している。

平成に入ってからは、2001年『劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』で警視総監役、2011年『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』で仮面ライダー1号の声を担当するなど、平成ライダー作品にも出演している藤岡だが、『仮面ライダー』シリーズの中で、本郷猛役として仮面ライダー1号の変身ポーズを披露するのは、1976年1月3日放送『全員集合! 7人の仮面ライダー!!』(MBC:TBS系にて放映 制作:毎日放送・東映)以来、約38年ぶりのこととなる。

昨年12月にはティザーサイトがオープンし、「平成VS昭和」という構図と公開された30人の仮面ライダーがひしめくビジュアルが大きな話題となった本作は、現在放送中の最新作『仮面ライダー鎧武/ガイム』ら平成ライダー15人と、ヒーロー像の原点を作り上げてきた『仮面ライダー1号』ら昭和ライダー15人が激突。さらにタイトルが示すとおり「スーパー戦隊」や伝説の戦士たちも登場する。

"平成VS昭和"という掟破りのライダー対決が描かれることに注目が集まっているが、本作では昭和から平成へ、世代を超えて受け継がれてきた『仮面ライダー』の魂と歴史の集大成というべき、奇跡の物語が展開されるという。脚本は米村正二氏、監督は米村正二氏が務める。

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