英ロックバンドのオアシスの元マネージャーであるアラン・マッギーが、2016年にオアシスが再結成する可能性について話している。
2009年8月にパリのステージ裏で勃発したノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーの兄弟喧嘩が原因で、ノエルが脱退したため解散に至っているオアシスだが、アランはバンドが25周年記念を迎える2年後に再結成すると信じていると語った。「リアムとノエルは仲直りするはずだよ。数年後の25周年記念まで待たなきゃいけないと思うけどね。2人は兄弟なんだ。だから関係がどんな風に修復されるかってことは想像もつかないよね」
ただ、自身率いるクリエーション・レコードの元でプライマル・スクリームやジーザス&メリーチェインなどのマネージャーも務めているアランにとって、ロックスターとの生活は本当に大変だったと続けている。「オアシスと付き合うのには労力が必要だったよ。リアムとノエルと一晩飲んだかと思ったら、今度はプライマル・スクリームと夜出かけるって生活だったからね。それにオアシスのレコーディングでウェールズに行った時なんか、毎晩ドラッグ漬けだったし。それでロンドンに戻ったら、すぐにまた仕事って感じだったね」
さらにアランは、1994年にオアシスのデビュー・アルバム『オアシス』がチャート1位を飾り、国内の人気のバンドとして君臨していた時に精神的にまいっていたとエピソードをデイリー・ミラー紙に明かした。「ある朝、教会に行ったんだ。でも答えを見いだせずに家に帰ったら、留守番電話のメッセージが入ってたよ。『オアシス』が1位になったってね。それを聞いてニコリともせず、すぐにそのメッセージを消去したんだ。何だか、周りのみんなが楽しめるように、自分を犠牲にした気がしたんだよ」
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