アイドルグループ・BiSの主演映画『アイドル・イズ・デッド-ノンちゃんのプロパガンダ大戦争-』の初日舞台あいさつが11日、東京・テアトル新宿で行われ、メンバーのプー・ルイとヒラノノゾミ、キャストの柳英里紗、金子沙織、國武綾、大島葉子、三輪ひとみ、水澤紳吾、三浦透子、加藤行宏監督が出席。立ち見客も出るおよそ250人のファンが来場し、会場を熱気に包んだ。

映画『アイドル・イズ・デッド-ノンちゃんのプロパガンダ大戦争-』の初日舞台あいさつに出席したキャストたち

本作は『MOOSIC PRODUCTS!/アイドル・イズ・デッド』の続編となるガールズ・アクション・ムービー。BiSのメンバーが悪徳企業「ハピネス電力」がプロデュースするアイドル「エレクトリック★キス」の恐るべき陰謀計画に巻き込まれながらも、傷だらけで再結成を目指す姿を描く。

主演に抜てきされたヒラノノゾミは、開口一番「感慨深いです。今日無事に初日を迎えられると思っていなかったので」と冗談めかしながら喜びをコメント。劇中では本人役だったものの苦労したそうで、「あまり変わらないように作っていただいているのに、『棒読み過ぎる』とずっと言われ続けていて」とお茶目に振り返って笑いを誘った。

一方、そんなヒラノノゾミを主演に起用した理由について加藤監督は、「ポテンシャルがすごいあると期待していました。『1』のときの反響で、ノンちゃんの演技をみんないいって言ってくれたので、それを期待しての主役でした」と褒め称えた。

さらに、ファンの熱い声援を受けてプーが「『2』で終わるんですか?」と加藤監督に聞くと、加藤監督が「お客さんがたくさん入れば『3』もあり得ます」と煽って会場中が歓声に包まれる一幕も。テアトル新宿では2週間限定公開を予定しているが、プーも「明日もたくさん来ていただけたら上映期間が延びるかもしれないそうなので、迷っている方は明日もぜひ」とファンに第3弾に向けた協力を呼びかけていた。映画『アイドル・イズ・デッド-ノンちゃんのプロパガンダ大戦争-』は公開中。