女優・川口春奈と俳優・福士蒼汰の注目の若手2人が、映画『好きっていいなよ。』(2014年夏公開)で主演を果たすことが10日、明らかになった。

映画『好きっていいなよ。』で主演を務める川口春奈(左)と福士蒼汰

原作は、連載誌『月刊デザート』(講談社)史上最速で100万部を突破した同名コミック。恋する女の子たちの心をつかみ、恋愛バイブルにもなっている。川口が演じる橘めいは、16年間、彼氏も友達もつくらずに生きてという女子高生。そんなめいがある日、福士演じる学校一のモテ男・黒沢大和に誤ってけがをさせてしまうが、大和はめいを気に入って一方的に友達宣言する。さらにめいをピンチから救うためキスをして…。

そんなキスから始まった胸キュンラブストーリーの注目は、作品にちりばめられた、たくさんのキスシーン。キス、デート、手をつなぐ、恋のライバルなど、だれもが経験する"初恋の胸キュン"が、ときめき満載の演出で描き出される。

めい役の川口は「キラキラした理想の学園生活にキュンキュンしました。自分が高校生の時には物語のようなことがなかったのでうらやましいなと思いつつ、めいちゃんから勇気をもらえるような作品だなと思いました」と作品の印象についてコメントし、「私が演じる橘めいがいろいろな"はじめて"を経験していくのと同じように、私自身も本格的な恋愛映画は初めて経験することなので、大事にしていきたい」と意気込みを語った。

大和役の福士も「原作は、非現実的なようで、その中に今の高校生のリアルさが入っていて、読んでいて男性の僕でもとても共感できる部分がありました。原作ファンの期待に応えなくてはいけないですし、大和という絶対的な学校イチのイケメンの名に恥じないように頑張っていけたらいいなと思います」と気合を示した。

川口と福士のほか、竹村海役の市川知宏、武藤愛子役の足立梨花、中西健志役の永瀬匡、及川あさみ役の西崎莉麻、立川雅司役の山本涼介、北川めぐみ役の八木アリサといった6人のキャストも発表。映画は2014年夏公開に向け、6日にクランクイン。2月中旬のクランクアップを予定している。