一人のクリスマスを過ごし、年末年始にも冬のレジャーを楽しむ相手がいないことを痛感した人は少なくないでしょう。次にやってくる冬のイベント、バレンタインまでに彼氏を作る方法を、女子会で聞いてきました。今回はその中から「失敗した!」というものを紹介します。

■一人でも多くの男性と会う
バレンタインまでに会う男性の数を増やすというシンプルな方法。出会いの数さえあればどうにかなるかもしれない、という淡い期待に基づくが、出会う方法が思いつかない。また、恋人がいたり結婚していたりする男性にしか出会えないこともある。

■毎週合コンをする
1回の合コンが4対4の場合、バレンタインまでの期間が3週間だとしたら3×4=12で、12人の出会いを求めている男性と出会えることになる。しかし、1回4000円としたら4回で1万6,000円になるため、とてもお金がかかる。

■出会った男性とはとりあえずデート
バレンタインまでに出会った男性から誘われたデートには、とりあえず出かける。意外と意気投合できる可能性もあるが、「とりあえずデート」のため、何一つ気が合わないことが発覚する危険性もある。

■「バレンタインまでに彼氏を作る」と公言
「バレンタインまでに彼氏を作る」と口にすることで自分を追い込むと同時に、「彼氏を募集している」ということを友達に知らせる方法。運が良ければ友達からの紹介を得ることができるかもしれない。ただし「運が良ければ」である。

■同窓会を開く
出会いを増やすだけではなく、知り合いと「もう一度出会う」手段。同級生との再会が恋愛に発展することに期待を抱く。人脈が広がる可能性はあるが、初恋の相手が変わり果てた姿になっていて、美しかったはずの思い出が残酷にも塗り替えられることもある。

■バレンタイン前日に告白
バレンタイン前日の切羽詰まった状態で、意中の男性に告白。うまく成就すれば幸せなバレンタインを迎えられるが、フラれた場合には耐え難いバレンタインを過ごすことになる。切羽詰まってする告白なだけに、大抵はフラれる。

■いっそ、バレンタイン当日に告白
バレンタインに本命チョコレートを渡して告白するというごく普通の方法。「バレンタインまでに」ではなく「バレンタイン当日に」彼氏ができたということになる。チョコレートを渡そうとしたら、相手が甘いもの嫌いと発覚して撃沈ということもある。

■利害の一致する男性を探す
「バレンタインまでに彼女が欲しい!」と思っている男性を探し、付き合ってみる。当初はお互いバレンタインという目的のためでも、実際に付き合ってみるとうまくいくかもしれない。バレンタインが終わった途端、別れを告げられることもある。

■チョコレート売り場で妄想
デパートなどのチョコレート売り場へ行き、「もしも彼氏がいたらどのチョコレートを渡そうか……」と妄想する。バレンタインまでに彼氏を作ろうという決意は固くなるが、妄想だけで彼氏はできない。

■手作りチョコの練習だけする
「備えあれば憂いなし」ということわざを思い出し、いつでも手作りチョコが渡せるように練習。練習だけしていても相手は現れないが、気分だけは盛り上がる。年々クオリティは向上するがあげる相手のいない手作りチョコに、泣けてくる。

バレンタインまでに彼氏を作るのは、簡単ではなさそうです。バレンタインは「おいしいチョコレートを食べるイベント」と割り切って過ごすのも、悪くない手段ではないでしょうか。