メモリアルアートの大野屋は、同社が運営する「大野屋テレホンセンター」に寄せられた「喪中の時の年末年始の過ごし方」の問い合わせと、その正しい対処法を公開している。
■年賀状投函後に不幸があったら?
既に年賀状を投かんした後に不幸があった場合は、「寒中見舞」を出して亡くなったことを知らせる。「喪中はがき」を出さなかった相手から年賀状が届いた場合は、年賀状に対するお礼と、喪中であったために年賀状が出せなかったことについて「寒中見舞」で伝える。
■喪中でも「お年玉」をあげても大丈夫?
喪中の場合、本来は「お年玉」も控えるべきものだという。しかし、子供にとってお年玉は本当に楽しみなもの。同社は通常のお正月と違うことを子供に理解してもらうためにも、「お年玉」とせずに、「書籍代」や「玩具代」と表書きして渡すことを提案している。
■喪中でも初詣に行ってもいい?
喪中は初詣を控えるのも一般的とされている。厄除けや合格祈願などの祈願をしたい場合には初詣ではなく、松の内(1月7日)があけてから参拝するが、亡くなってから50日の忌明けまではこのような通常の参拝も慎んだ方がよいという。
合格祈願などで早めに参拝したい場合は、喪にかからない親戚などに代理で祈願してもらい、お守りやお札などを受け取るという方法もある。
そのほか、メモリアルアートの大野屋ホームページでは、「喪中のときにはお歳暮は控えた方がいいか?」「喪中の年末、神棚のしめ縄はかえていいか?」など、喪中の年末年始の過ごし方Q&Aが掲載されている。