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「お局」という言葉はビジネスシーンで使われる機会はないものの、職場の休憩室などでは度々用いられることも。ただし使う人や使う機会は限られるので、あまり聞いたことがないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回はマイナビニュース会員を対象にアンケートを実施し「お局」という言葉をどのように利用しているのかを調査してみました。
Q.「お局」という言葉を使っていますか?
よく使っている 2.4%
使っている 5.2%
あまり使っていない 33.2%
使ったことがない 59.2%
■使っている人の意見
よく使っている
・「嫌みで、本人がいないときに」(34歳男性/機械・精密機器/営業職)
・「友達同士の会話で」(26歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「職場にいる、年配の女性に対して」(26歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「会社の先輩女性を、こっそりそう呼んでます」(32歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
使っている
・「うちの職場のアラフォー独身女子は影でそう呼ばれてる」(41歳男性/自動車関連/技術職)
・「いい意味では使わない」(27歳男性/医療・福祉/専門職)
・「おつぼねさまについて仲間内で話すとき」(30歳女性/生保・損保/事務系専門職)
・「重鎮の女性上司を影で呼ぶとき」(29歳女性/学校・教育関連/専門職)
■意味は?
「お局(おつぼね)」とは同じ職場に長く務めており、ある程度年齢のいった女性社員のことです。さらに「職場を仕切る」「口うるさい」「逆らえない」といった意味を含んで使われるのが一般的で、尊敬されている場合には「お局」は用いられないことが多いようです。当然のことながら本人に対して直接言うことはなく、本人がいない場所などでこっそりと会話などで使われます。もともとの意味は、大奥での職名や将軍家に使えた女性の名号でしたが、時代の流れとともに比喩した表現として定着していったと考えられます。
今回の調査結果で「お局」を使っていると答えたのは7.6%でした。あまりよくは思われていない言葉のために、頻繁に使われることは避けたいものです。もしあなたの職場にこういった女性社員がいるようであれば、他の言葉で表現することはできないかを考えてみるのもいいでしょう。
調査時期: 2013年11月11日~2013年11月13日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性222名 女性278名
調査方法: インターネットログイン式アンケート