俳優・佐藤健が主演を務める映画『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(2014年夏2部作連続公開)の第3弾となるビジュアルが12日、公開され、女優・土屋太鳳演じる巻町操の姿が明らかになった。
瀬田宗次郎(神木隆之介)、四乃森蒼紫(伊勢谷友介)、翁(田中泯)に続く第3弾としてビジュアルが公開されたのは、蒼紫に恋心を寄せる男勝りな少女・操。長谷川博己主演の『鈴木先生』シリーズのヒロイン・小川蘇美役をはじめ、これまで優等生や美少女を演じることの多かった土屋が、今回は本格的なアクションにも初挑戦している。「この役を取らなかったら、自分が今まで踏ん張ってきた意味がない」という覚悟のもとでオーディションに挑んだ。
本作でメガホンを取った大友啓史監督作は、NHK大河ドラマ『龍馬伝』以来2度目。女優としての新境地とも言える役柄と自分を比べ、「ふざけることもすごく好きで、操ちゃんに近い部分が多い」と説明。初めて挑んだアクションについては、「演技をしながらアクションするのが難しかった」と語っていたが、幼少期から日本舞踊やクラシックバレエを習っていたこともあって、その身体能力の高さは大友監督も太鼓判を押すほどだったという。
『るろうに剣心 京都大火編』と『るろうに剣心 伝説の最期編』は、2部作連続公開という前作を上回る壮大なスケールで描かれる。動乱の幕末が終わり明治という新たな時代を迎えた東京を舞台に描かれた前作に続き、本作では原作ファンの間で最も人気の高い「京都編」をベースに、日本制圧を目論む新たな敵が待ち受ける京都が舞台となっている。