見たことがある、誹謗中傷の内容

日本法規情報は、同社が運営する「法律事務所検索サポート」「弁護士事務所検索サポート」「法律問題・法律手続き・法律相談サポート」の運用情報やユーザーへのアンケートを元に、インターネットトラブルに対する意識調査を実施した。調査は11月10日から12月10にかけて、男性628人・女性929人の1,557人を対象に行った。

8割がSNSを利用

まず、「SNS(ツイッター、mixi、facebook等)やブログを利用していますか」という問いについては、何らかのSNSアプリケーションを利用していると回答した人は80%という結果となった。多く利用されているのは「LINE(ライン)」(22%)、「Facebook(フェイスブック)」(19%)、「Twitter(ツイッター)」(15%)だった。

約4割が「個人を特定しての誹謗中傷」を目撃

SNSを利用している中で、「他人の人格・性格を否定したり、容姿に対する発言など誹謗中傷に当たると思われる事項が書きこまれているのを目にしたことがあるか」との問いでは、70%が「見たことがある」と回答した。

書き込まれている誹謗中傷の内容については「芸能人や政治家の誹謗中傷」が29%で最も多く、次いで「個人的な感情で書かれた特定の人に対する誹謗中傷」が21%だった。また、「画像がアップの上で書きこまれている誹謗中傷」は7%、「個人情報を漏えいした上で書き込まれている誹謗中傷」は6%が目にしたと回答している。これら「個人を特定した上での誹謗中傷」は、合わせて39%と高い数値になっている。

SNSで18%が名前を、17%が居住地を開示

利用しているSNSではどの程度自分の情報を公開しているか尋ねたところ、「名前」は18%、「居住地」は17%、「趣味」は17%、生年月日は「16%」が公開しているという結果になった。「画像」を公開している人は7%、「嗜好」は6%、「家族構成」は2%が公開している。

利用しているSNSではどの程度自分の情報を公開していますか