荒木飛呂彦「ジョジョリオン」5巻

本日12月5日、第17回文化庁メディア芸術祭受賞作品が発表された。マンガ部門の大賞に選ばれたのは、荒木飛呂彦「ジョジョリオン」。

このほかマンガ部門の優秀賞は、雲田はるこ「昭和元禄落語心中」、石黒正数「それでも町は廻っている」、山本周五郎原作による望月ミネタロウ「ちいさこべえ」、九井諒子「ひきだしにテラリウム」が受賞。また新人賞には今井哲也「アリスと蔵六」、原正人訳によるバスティアン・ヴィヴェス「塩素の味」、町田洋のWEBマンガ「夏休みの町」が輝いた。

文化庁メディア芸術祭は、メディア芸術の振興を目的とした祭典。マンガ部門のほか、アート部門、エンターテインメント部門、アニメーション部門の4部門で優れた芸術作品を表彰するとともに、国内外の作品を広く紹介する。なお昨年発表された第16回のマンガ部門大賞には、ブノワ・ペータース原作、フランソワ・スクイテン作画によるバンド・デシネ作品「闇の国々」が選ばれていた。