ネオマーケティングはこのほど、「冬の服装に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、10代~60代の男女を対象として、11月21日~22日にインターネット上で実施。600名(男性300名、女性300名)から回答を得た。
寒さ対策、インナーを「5枚」重ね着する人も
「冬の外出時の寒さ対策で重視するもの」を聞いたところ、もっとも重視するのは男女とも「アウター(コート等)」で、男性71.7%、女性61.3%だった。2位は「インナーの重ね着」で、男性58.7%、女性49.7%となった。
「冬の外出時にインナーを平均何枚着ているか」を聞いたところ、「2枚」以上の回答が74.3%となった。平均枚数は2.4枚。中にはインナー「5枚」重ね着という超寒がりの人が男女合わせて7人いた。
冬の服選びの基準、男性は「着心地」、女性は「ファッション性」
「冬物衣類を購入する際に重視すること」を聞いたところ、男女ともに1位「暖かさ」、2位「価格の安さ」だった。3位は男女間で回答差が現れ、男性が「着心地」を重視するのに対し、女性は「ファッション性」を重視する結果となった。
20代~40代女性の高機能インナー保有率は約8割
女性に「冬物の高機能インナーを持っているか」を聞いたところ、65%が「持っている」と答えた。男性に比べ女性は「持っている」人の割合が高く、女性全体の68.3%、20代~40代の女性に限ると78.0%が高機能インナーを所有していた。
「持っている冬物の高機能インナー」を聞いたところ、1位はベーシックなスタイルである「長袖(七分丈・九分丈含む)」が89.8%を占めた。また「冬物の高機能インナーで、嫌な所や不満に思う点」(自由回答)では、「色や柄の選択肢が少ない」「デザインがちょっと地味」「かわいいのが少ない」など「デザイン」に関する不満、「いろいろなメーカーがあるが、それほど暖かさを感じない物が多い」「宣伝でみるよりも暖かいとは思わない」など「保温性」に関する不満、「重ね着すると腕が動かしにくい」「動くとインナーが上がってきておなかが出てきてしまう」「何回か着ると伸びてしまう」など「機能性」に関する不満が多くあがった。