美少女キャラ「末永みらい」とのメディアミックス展開で、新潟から世界へ!

今回の出展は大河原氏のデザインを1/1サイズで再現したモックアップのみで、実際に走行や変形はできない。実は正式名称もまだ未定、という状態ではあるが、ブース内で上映されているプロモーション・ビデオの中では、この"大河原版Hiriko"のCGによる走行イメージや変形シーケンスが登場し、否が応でも期待が高まる。

PVにはガンダム(むしろドラグナーか?)風にトリコロールを強調したカラーリングも登場

大河原Hirikoの様々なイメージをスタイリッシュにエディット

「みらいプロジェクト」参加企業・団体のロゴマーク一覧

また、このビデオの中で、ダニー・チュー氏がプロデュースする「末永みらい」のアニメ『ミライミレニアム』とのコラボ第一弾が実現。キャラクターにからめてさまざまなカラーリングの大河原Hirikoが登場し、こちらもイメージをふくらませてくれる。今後、本格的なストーリー作品化も予定されており、大河原Hirikoは二次元のアニメ世界と三次元の現実世界をコネクトする存在になっていくようだ。

末永みらいのオリジナル・アニメに、様々なカラーリングの大河原Hirikoが登場!

モビリティ風の可変パワードスーツを装着した末永みらいのイメージ

プロジェクトの次の段階として、来年には走行可能な試作車を完成させる予定。走行モード以外でも、低速であれば変形したまま移動可能とするそうだ。

量産が実現した場合、まずは都市部でのカーシェアリング用途を中心に考えているそうだが、いずれは個人ユーザーへの販売も想定。年間1000台の生産を目標とし、価格も軽自動車程度に抑えたいという。

今回のデザインがどこまで実車に反映されるかは、技術的な検証も必要なため未定ということだが、ロボットへの変形やマニピュレータ搭載といった大河原氏のデザインのコアな要素は、ぜひともオミットすることなく実現して欲しいところだ。

大河原氏とダニー氏出演のトークショーも開催! 未来はきっと"なんでもアリ" !?

去る11月24日には、大河原氏とダニー・チュー氏が実際にブースを訪れ、トークショーも開催。「みらいプロジェクト」の成り立ちや今後の展望などが語られ、質疑応答の時間には、熱心なファンからさまざまな質問があった。

「今回の可変EVの先に、ガンダムのような二足歩行ロボットへの変形や合体などもイメージされていますか?」という質問に対し、大河原氏は「私は、わざわざ歩かなくてもいいんじゃないかと思っています。二足歩行が必要なら技術的にはもう可能でしょうが、大手のメーカーがどこも作らないのは需要がないということなので」と冷静なお答え。

だが、続けて「ガンダムファンも40を過ぎて、いろんな企業で発案権を持ってきている。今でもビックリするようなコラボの話はいっぱいきてるんですが、問題はその上の決済する人たちの頭が硬いこと。彼らが定年退職して、決済する側もガンダム世代になれば、なんでもありで日本も面白くなると思う。それが見られるよう、私もなるべく健康に気をつけて長生きするつもりです(笑)」と、大河原チルドレンへの期待も語ってくれた。

また、みらいプロジェクトに関しては「私は40年間、だいたい玩具やプラモのデザインを手がけてきましたが、実際のプロダクトは、一部の小物を除いてなかなか実現に結び付かなかった。このHirikoが走り回ったら、私の最初の1/1サイズのデザインということになるので、感慨深いですね」というコメントも。

熱心なファンが集まったトークショーの様子

「10年後はガンダム世代が発案も決済もできるようになって、日本も面白くなる」と語る大河原氏

一方、ダニー氏も、ブースで上映中のプロモーション・アニメの今後について質問を受け、「もともと『ミライミレニアム』という未来ちゃんのオリジナル・ストーリーの企画なんですが、シナリオを『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』や『カウボーイビバップ』等の佐藤大さんにお願いして、もうできあがっています。先月、KADOKAWAの井上社長とお会いして "ウチでやりましょう" というお話もいただいたので、KADOKAWAで何か作品が生まれるかも知れません。その中でHirikoを走らせられればと思っています」と回答。「海外の人たちにもたくさん知ってもらって、大河原先生のデザインが世界中で走れるようにがんばりたい」と、国内のみならず世界展開への意気込みを語った。

最後に、総括を求められた大河原氏は「これ(Hiriko)が現実になるということに、とてもワクワクしている。今後の発展に関しては全て私に任せてくれ、というぐらい、いろいろとアイディアを持っているので、プロジェクトの将来を楽しみにしていただけたらうれしいです」とコメント。 "乞うご期待!" ということでトークショーは終了した。

世界展開への意気込みを語るダニー・チュー氏

最後はフォトセッションで終了

ロボットアニメ好きにとって「変形」は見果てぬロマン。だが、「みらいプロジェクト」によって、そう遠くないうちに個人でリアル可変ロボを所有できる日もやってくるかも? 大河原氏の熱い言葉を信じて、プロジェクトの今後の展開を見守っていきたい。

さて、東京モーターショーの会期もいよいよ今週末12月1日まで。これから行くという人も、しまった見逃してた! という人も、Hiriko.jpのブースへGOだ!!

小さなブースながら、大河原氏のオリジナル造形作品も多数展示。ファンはこちらも要チェック

「末永みらい」フィギュアやグッズの展示もアリ

みらいちゃんコスプレのおねいさん達が配布中のパンフとステッカーも忘れずゲットすべし!