Q.男性の服装にドン引きしたことはありますか?

ライダーズジャケットにスカルのネックレス、レザーグロープ、ぴったりしたパンツ……。全身すっごいキメキメのV系ファッションだけど、太ってるしなんか似合ってないよ、先輩……。今回は、マイナビニュース会員のうち女性200名に、男性の服装にドン引きしたことはあるか、それはどんなファッションか、教えてもらった。

Q.男性の服装にドン引きしたことはありますか?

はい 39.0%
いいえ 61.0%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)どんな服装でしたか? ドン引きしたのはどうしてですか?

■系統が違う
・「Bボーイみたいな格好で、好みじゃなかった」(33歳女性/アパレル・繊維/クリエイティブ職)
・「ビジュアル系バンドみたいな格好」(24歳女性/医療・福祉/専門職)
・「個性的な民族衣装みたいで、ターバンなど一緒にいると恥ずかしい感じだった」(31歳女性/印刷・紙パルプ/技術職)
・「ハーフパンツに柄タイツとかは、女子かっ!と思ってしまう」(24歳女性/金融・証券/事務系専門職)
・「迷彩柄のパンツに手にはグローブ、サバイバルゲームか!?」(31歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)
・「裸足にローファー、石田純一スタイル」(24歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)

■腰パンとジャージは人気薄
・「スネ毛丸出しのハーフパンツに、ビーサン、腰パン……だらしない」(39歳女性/不動産/事務系専門職)
・「腰パン以下……かなりズボンを下げて履いていた、みっともないと思ったから」(24歳女性/金融・証券/専門職)
・「告白予告をされていたデートにジャージでやってきた」(22歳女性/学生/その他)
・「いつでもジャージ」(31歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)

■着古しすぎ
・「初デートに、よれよれのシャツできた」(31歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「着ていた服がしわしわだった」(29歳女性/商社・卸/事務系専門職)
・「スーツなのだが、ベルトの通し穴がほつれて飛び出ていたり、膝が白かったり……気付いていないのかと思い教えてみたけど気にしておらず、翌日も同じ格好だった」(31歳女性/学校・教育関連/技術職)
・「安物のスニーカーを履いていたんだけど、それも底がはずれてカパカパしていたのを接着剤でつけていたから」(32歳女性/運輸・倉庫/その他)

■身体に合っていない
・「がっちり体型なのに、ぱっつぱつのダッフルコートを着ていた友人がいました……見ていて苦しそうでした…」(23歳女性/学生/その他)
・「サイズがあっていなくてダボダボ」(24歳女性/電機/事務系専門職)
・「ピーターパンみたいなチョッキを着ていた……太っていて、パツンパツンだった」(31歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)

■TPOをわきまえない
・「クリスマスにスウェットで来た」(25歳女性/医療・福祉/専門職)
・「白のタンクトップで学校にきた男子に引いた」(22歳女性/その他/その他)
・「社員旅行のときの私服が蛍光色だった」(34歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)
・「会社の同僚が休日に地域貢献活動のために出勤した時、『赤いきつね』と大きな字で書かれた真っ赤なTシャツに短パンで来た」(30歳女性/金融・証券/販売職・サービス系)

■年齢不相応
・「30代目前なのに、子どもみたいな丈の短パンを履いていた」(25歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「似合っていないのに、ヒステリックグラマーのTシャツを無理して着ていた」(24歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「会社の上司(40歳)の服装にびっくりしたことがあります……事務所の掃除をする日に上司が着ていたのは黒字にゴールドのラインの入ったエグザイル風のジャージで、変に若作りしてるみたいでダサかった」(27歳女性/生保・損保/販売職・サービス系)

■結局……センスの問題
・「ジーパンにシャツを入れるスタイル」(26歳女性/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「大道芸人みたいなジャケットでした……オレンジと緑と茶色のチェックの柄でした」(50歳女性/建設・土木/技術職)
・「柄物同士、原色同士をくみあわせる等の服装センスのなさというか、常識のなさにびっくりしたため」(34歳女性/団体・公益法人・官公庁/技術職)
・「全身黄土色だったとき」(37歳女性/医療・福祉/専門職)

■総評
男性の服装にドン引きしたことがある女性は約4割。厳しくも一理ある彼女たちの意見を、是非今後の参考にしてほしい。

まずは、本人はオシャレのつもりなのかもしれないが……というケース。B系、ビジュアル系、エスニック系、アーミー系、石田純一系、など、個性を主張し過ぎるファッションは、女性にとっては理解が難しいよう。多数見られたのは「スカートをはいている男性はイヤ」という声。短パンやタイツなども「女子っぽい」と敬遠されがちだった。腰パンも、下着が見えてしまうくらい下げて履いているのは「だらしない」と捉えられるので、ご注意を。

反対に、ファッションに無頓着すぎて、ドン引きされているパターンもある。ジャージやビーサンなどのだらしない服装は、本人はラクなのだろうが、女性はガッカリしている。また、いつも同じ服、というのもドン引きポイントで「いつもチェックのシャツ」「いつもユニクロ」「いつもスウェット」など、多数の証言が寄せられていた。洋服がヨレヨレだったり、壊れた靴をそのまま履いていたり、と「貧乏学生」か「予備校生」のようなファッションもダメだ。せめて「清潔感」には気を配りたい。

TPOをわきまえないファッションも、人気は薄い。社員旅行に蛍光色の服、学校に白タンクトップなど、主張が強すぎて扱いが難しい。また、年齢不相応な洋服も女性からはかなり批判されていて、40代がEXILE風ジャージなど、極端な若作りは避けた方が良さそうだ。年齢に見合った大人の洋服選びを心がけたい。

その他、「パーカーオンパーカー」「服を裏表に着るスタイル」「大道芸人みたいなジャケット」などなど、さまざまな奇抜で不思議なファッションが並んだ。「上下ジーンズ」「上下ニット素材」「上下同じ色」「全身黄土色」と、上下をそろえるシリーズもドン引きされること間違いなしだ!! せめて一度鏡を見てから、街に出よう。

(文・アリウープ 中嶋絵里)

調査時期: 2013年11月8日~2013年11月9日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート