ジャガー・ランドローバー・ジャパンはこのほど、プレミアムSUV「ディスカバリー」2014年モデルの仕様と価格を発表した。従来の5リットルV8自然吸気エンジンに代わり、高効率かつ先進の3リットルV6スーパーチャージド・エンジンを搭載する。
「ディスカバリー」2014年モデルは4年ぶりにエクステリアが刷新され、フロントマスクを中心に、グリル、バンパー、ランプが一新された。よりモダンかつ精悍な外観となり、バンパー上部はよりフラットでシャープに、下部のインテークは大型化している。アルミホイールも19インチと20インチで新しいデザインが導入されるという。
エンジンは従来の5リットルV8自然吸気エンジンから、3リットルV6スーパーチャージド・エンジンにダウンサイジングされた。シングルスピード・トランスファーボックスも全車標準装備に。これはオフロード性能をフル活用しないユーザー向けのもので、副変速機付のトランスファーボックス(ハイおよびローレンジ)やテレインレスポンスの岩場モードと4X4インフォメーションはオプションとなる。
ドライバーアシストもグレードアップし、小川や浅瀬、冠水した道路などを走行中、水深が深すぎるとドライバーに警告する「ウェイド・センシング」機能や、接近車両を感知すると警告する「ブラインド・スポット・モニター」などが標準装備される。価格は、「ディスカバリーSE」が676万円、「ディスカバリーHSE」が796万円。