日本自動車工業会はこのほど、「第43回東京モーターショー2013」の開催概要を発表した。「世界にまだない未来を競え。」をテーマに、乗用車、商用車、二輪車、カロッツェリア、車体、部品・機械器具関連製品、自動車関連サービスのほか、「スマートモビリティシティ2013」を含む総合ショーとして開催される。

「第43回東京モーターショー2013」の一般公開は11月23日から

東京ビッグサイトに会場を移して2回目となる今回、世界12カ国から合計177社180ブランドが参加。すべての国内自動車メーカー(14社15ブランド)が出展し、海外から18社20ブランド(乗用車・商用車・二輪車)が出展。乗用車部門では、スウェーデンのボルボが復帰し、米国のテスラモーターズが新規出展する。

今回の発表で最も注目すべき点は、76台ものモデルがこの東京モーターショーでワールドプレミア(世界初公開)を迎えること。これは前回の53台を大幅に上回るものだ。ジャパン・プレミアも81台に及ぶ。

国内メーカーでは、レクサスのスポーツクーペ「RC」やホンダの「S660 CONCEPT」などのワールドプレミアが発表されている。輸入車では、ポルシェが「パナメーラ ターボSエグゼクティブ」を出展するほか、フォルクスワーゲンも世界初披露のモデルを公開予定。現時点では車名も明かされていない。

日程は11月22日から12月1日までの10日間で、一般公開は11月23日から。22日は特別招待日とされ、総裁 瑶子女王殿下のご臨席を仰ぎ、開会式・ご高覧・祝賀レセプションが行われる。「お台場レインボー花火2013」「臨海副都心スタンプラリー」「働くくるま・珍しいくるま大集合」など、臨海副都心地域との連携も多数企画されているとのこと。