本田技研工業、積水ハウス、東芝の3社は7日、『第43回東京モーターショー2013』の会場内で22日から開催される『SMART MOBILITY CITY 2013』にて合同出展を行うと発表した。

SMART MOBILITY CITY 2013は、クルマと人々の暮らしの明日を考えるプログラムを展開する、東京モーターショーの主催者テーマ事業。クルマメーカーだけでなく、住宅メーカーや情報通信企業などの異業種や研究機関が参加し、クルマを取り巻く近未来の社会や暮らし方を発信する。

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合同出展では、次世代モビリティーによって移動の喜びを提供し続ける本田技研工業、住まいの先進技術によって安全で快適な暮らしを家づくりから支える積水ハウス、エネルギーの安定供給と快適で効率的な生活・住空間づくりでスマートコミュニティーの実現に取り組む東芝の3社が業界を超えて連携し、将来の水素の普及まで視野に入れた、もっと安全・安心で、もっと快適で楽しいスマートな未来の生活を提案するとのこと。各社の具体的な展示は下記の通り。

本田技研工業は、コミュニティーにおける新たなモビリティーの提案として、近距離移動用超小型EV「MC-β」を展示するほか、屋内での自由な移動を実現する「UNI-CUB」や「体重支持型歩行アシスト」、究極のクリーン性能に加えてクルマから家庭への外部給電可能な燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」を出展する。

積水ハウスは、心地よさを追求した空間「スローリビング」や乗り物とつながる楽しい暮らし「モビリティライフ」を展示するとともに、住宅メーカーがハブとなり、東芝、本田技研工業の最新技術を暮らしの中にどうつなげていくのかを紹介する。

東芝は、クラウドにつながることで実現する便利で快適なサービスにより、新たな暮らしを提案するソリューションを紹介。電池の活用による再生可能エネルギーの安定供給やEVの充電管理など、コミュニティーにおける住宅とモビリティーのつながりをスマートコミュニティーのジオラマで紹介する。