1994年4月に放送をスタートしたテレビ東京系のバラエティ番組『開運! なんでも鑑定団』(毎週火曜20:54~)が12日に1000回目の放送を迎え、同日に3時間スペシャルの特番が放送されることが6日、明らかになった。
『開運! なんでも鑑定団』は、一般視聴者からタレントまでさまざまな人から寄せられた「お宝」を、専門家たちが鑑定し値付けする番組。2011年、番組開始当初からメイン司会を務めていた島田紳助さんと交代した今田耕司は、特番の収録を終え、「ずっと20年前から続いている、日本中の人が『鑑定団』っていったら、『あっ』て知っている番組にとある事情で参加することになりました(笑)」と振り返り、「今日は1000回。本当に1000回続く番組てないと思いますんで、20年ってすごいなと思います」と長寿番組をたたえた。
また、同じく司会の石坂浩二は、「残念ながら僕、皆勤賞ではなくて、がんをわずらいまして、2週休ませてもらいまして」と2002年にがんの手術を受けたことに触れ、「その間、吉田(真由子)が慣れない手つきで(私の代わりに鑑定額のボタンを押して)、オンエアを見た時、あ、苦労かけたな、と反省しました」とコメント。
アシスタントを務める吉田真由子は、「はじめの頃に、緊張して、番組の前の日はいつも寝られなくて。緊張だったんです。緊張しているのが、やる気の無いキャラという風にとられてしまった」と当時を思い返し、「今では、(前の日も)寝られるようになりましたし、このまま皆さまと元気で、2000回を迎えるのを楽しみにしております」と語っていた。
テレビ東京開局50周年特番企画として放送される『開運! なんでも鑑定団 放送1000回記念3時間スペシャル』(12日19:57~22:54)は、「もう一度見たい! 思い出の名品」「歴代高額鑑定ゲスト大会」「名場面集」「史上最強のお宝大集合」といった4つの企画で構成されている。