ポールダンスがスポーツとして進化した「ポール・スポーツ」

日本ポール・スポーツ協会は12月14日に、大阪府・西九条の「クレオ大阪西」で、国内初となる第1回「全日本ポール・スポーツ選手権大会2013」を開催する。

芸術・難度・実施を競うアクロバティックエンターテインメント

ポール・スポーツのルーツは、1920年代のアメリカで、旅芸人がテントの支柱を使い曲芸を行ったのが始まりとされるポールダンス。官能的なダンスとして知られているが、近年、アクロバティックな演技を全面に出し、難易度や芸術性などを競う"スポーツ"として普及した。2012年には、ロンドンオリンピックのエキシビジョンイベントとして競技が開催され、シングル男子とダブルスに日本人選手が3位入賞を果たした。

競技では、ステージに設置した2本のポールを使用。様々な技とそのコンビネーション、ポール間の移動などの「技術」と「芸術性と振り付け」、さらに「最低限要求される動き(必須ムーブ)」の合計ポイントを競う。演技は音楽に合わせて行われ、演技時間は4分以内となる。

第1回「全日本ポール・スポーツ選手権大会2013」ポスター

上位2選手には世界大会への出場権が

同大会の種目には、18歳以上による「シングル女子」「シングル男子」、10歳以上のペアによる「ダブルス」、17歳以下の男女による「ジュニア」、40歳以上の男女による「マスター混合」がある。各種目の上位2名は、2014年7月に開催される「ワールド・ポール・スポーツ・チャンピオンシップ2014 ロンドン大会」の日本代表選手となる。

会場の所在地は、大阪府大阪市此花区西九条6-1-20 クレオ大阪西(大阪市立男女共同参画センター 西部館)。開催時間は14時からとなる。観戦チケットは、前売券が、S席1万円・A席7,000円・B席3,500円。当日券は、S席1万2,000円・A席8,500円・B席4,500円。