SBI証券はこのたび、28日に東京証券取引所に新規上場予定の「NEXT NOTES」シリーズETN3銘柄の取扱いを開始し、同時に、取引手数料の全額キャッシュバックキャンペーンを開始することにした。

このたび新規上場を予定しているのは、「NEXT NOTES NYダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジETN」、「NEXT NOTES NYダウ・ベア・ドルヘッジETN」及び「NEXT NOTES 東証マザーズETN」の3銘柄。同社はいずれの銘柄も新規上場初日の28日(月)より取扱いを開始するという。なお、これら3銘柄が連動を目指すいずれの指数も、ETFやETNなどの金融商品の対象指数として商品化されるのは世界初だという。

「NEXT NOTES NYダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジETN」及び「NEXT NOTES NYダウ・ベア・ドルヘッジETN」は、円/ドルの為替変動リスクを抑えNYダウ株価指数の値動きを捉えることを目指す上場金融商品。ブル型(値上がりで収益)/ベア型(値下がりで収益)の2タイプがあるため、相場が上昇している時はレバレッジ型(ブル型)、相場が下落している時はインバース型(ベア型)を活用するなど、マーケットのトレンドに合わせて使い分けることにより、少ない投資額で収益を狙うことができるとしている。

一方、「NEXT NOTES 東証マザーズETN」は、東証マザーズ指数に連動することを目指す上場金融商品。東証マザーズ指数は東京証券取引所が新興企業向けに開設している「マザーズ」に上場する全銘柄の値動きを対象とした指数。国内外の投資家からの注目も高く、日経平均株価などの代表的な株価指数よりもボラティリティが高いため、収益チャンスが大きなことが特徴だという。また、マザーズのIPO銘柄は上場月の翌月末に東証マザーズ指数に組み込まれるで、人気の高いIPO銘柄への投資機会を逃さない指数といえるという。

さらに、取扱い開始と同時に「NEXT NOTES」シリーズ新規上場ETN手数料キャッシュバックキャンペーンを実施するとしている。12月30日までの期間中の同該銘柄の取引手数料を全額キャッシュバックするキャンペーンで、これを機会に、より多くの個人投資家に同商品を資産運用の一手法として検討してもらえると期待しているとしている。