売れ筋ランキング。8月19日の週からトップが入れ替わった

ソフトブレーン・フィールドは10月8日、「シャンプー・コンディショナー・トリートメント」の購買理由に関する分析レポートを発表した。

同社は、クレディセゾンとの共同事業として、購買理由に関する分析を行っている。今回発表する分析レポートは、7月29日~9月15日の期間、全国を対象に、2,549レシートデータの回答をもとに分析したもの。

8月19日週以降、トップが入れ替わる

総合ランキング1位は、「ユニリーバ ラックス」(352レシート)、2位は「P&G パンテーン」(320レシート)、3位は「花王 メリット」(219レシート)だった。7月29日週から8月12日週まではP&Gのパンテーンがレシート数トップだったが、8月19日週以降はユニリーバのラックスがトップになった。

6割が店に入る前から購入するブランドを決めている

購入商品を決めたタイミングについて聞くと、カテゴリー全体で「店に入る前から、そのブランドの購入を決めていた」が57.7%を占めた。シャンプーやコンディショナーのカテゴリーは、約6割が好きなブランドがあり、それに基づいて購入している様子がうかがえる。

一方、「ユニリーバ ダヴ」は、「店に入る前から、いずれかを購入しようと考えて店頭で決めた」「購入予定なく、店頭で見て購入を決めた」の割合が50%以上と高く、店頭で他の商品に比べ訴求力が強かったことが推測される。

購入商品を決めたタイミング

購入ブランドの購買理由について聞くと、上位5ブランドでは「魅力的な商品特徴」「価格が手頃」「いつも使っている」が高い割合を占めた。「効果や香りが気に入っている(パンテーン)」「おまけが付いていたので(ラックス)」「使用感が好きで何年も使用している(メリット)」などのコメントが寄せられた。

上位5ブランドの購入理由

また、上位2ブランド「ユニリーバ ラックス」「P&G パンテーン」の購入者に販促状況を確認したところ、8月19日週を境に「特売・セールされていた」の項目で大きな差が生じていることがわかった。販促状況の認知が、ランキングに影響しているようだ。