女優の剛力彩芽が9日、東京・BALLY銀座にて行われたエベレスト登頂60周年記念イベント「BALLY EVEREST 1953-2013」にスペシャルゲストとして出席した。
1953年5月、エドモント・ヒラリー卿と共に人類初登頂に成功したテンジン・ノルゲイ氏が、登頂時に"レインディア・ヒマラヤブーツ"を履いていたことから、ファッションブランドのバリーは、その偉業をたたえて同ブーツを再現。今年1月にロンドンで行われた「2013 A/Wメンズ『エベレスト カプセル コレクション』」で発表され、この日は一夜限りの日本初披露となった。
女優や歌手として新しい挑戦を続ける剛力は、スイスの高級リゾート地・サンモリッツからインスピレーションを受けた2013年秋冬コレクションブーツ姿で登場。「(ヒールが)すごく高いですけど、歩きやすいです。かっこよさ、大人っぽさ、かわいさもあって、色合いも洋服に合わせやすいなと思いました。とても、ワクワクしています」とお気に入りの様子で、「今の私でも挑戦できる大人っぽさのワンピースで、ちょっとずつ大人の階段をのぼっていくような私の世代の方々には、ぴったりな洋服だと思います」とスタイリングの感想を伝えた。
また、登山家の三浦雄一郎氏が今年5月に3度目のエベレスト登頂に成功し、エベレスト登頂史上で最高齢記録となったことを受け、「まだまだ私も挑戦しなければいけないんだなと。いくつになっても挑戦し続けることとか成長し続けることは大事なんだと感じました」とコメント。「まだ挑戦していないこともたくさんあります。挑戦した中でも自分が成功しているとは限らない。最近ゴールがなかなか見つからなくて、私にはゴールがまだないと思っています」と語り、これまで歩んできた芸能界の道のりを「すごく楽しいです。もちろん苦しいこともあるんですけど、それを乗り越えるとすごくいい景色が見られます」と振り返った。
そのほか、「ここ最近、ずっと登山がしてみたかった」と不思議な縁を喜んだ剛力は、「季節的にも景色がきれいだと思います。いつか挑戦してみたい」と語り、「富士山も登ってみたい。小さな山から徐々に。番組で行かせていただくのが一番いいかもしれません。お願いします」と報道陣に笑顔でアピール。「ウインタースポーツをしたことがないので、したいです。スキー、スノボーはやりたいですね」と意欲を見せ、「スケートは得意。スケートだけはやったことがあるんですよ」と明かした。