ダイハツ工業は3日、軽乗用車「タント」「タント カスタム」をフルモデルチェンジして発売した。同日には記者発表会も行われ、新CMに出演する豊川悦司さん、菅野美穂さん、綾野剛さんらが登壇した。

記者発表会の会場に展示された新型「タント カスタム」

今回のフルモデルチェンジで内外装が一新され、「タント」は広さ・使いやすさ・親しみやすさの三拍子そろったモデルに。「タント カスタム」は豪華なエクステリアデザインで圧倒的な存在感を演出し、インテリアも「最上級のデラックス空間」を表現した。

助手席のロングスライド化や両側スライドドアの採用などにより、「ダントツの使い勝手」を追求。頭上空間・後席空間にこだわって室内空間を設計し、「軽No.1の広々開放感」を実現したほか、28.0km/リットルの低燃費化を図り、ピラー内臓のミラクルオープンドアやスマートアシストなどの安全装備も充実している。

菅野美穂、豊川悦司、綾野剛ら豪華出演者による新CM、10/4から!

「タント カスタム」を囲んでのフォトセッションも行われた。写真左から石倉三郎さん、青木崇高さん、窪寺百合愛さん、菅野美穂さん、豊川悦司さん、綾野剛さん

新CMは4日から放送開始。豊川さん、菅野さん、綾野さんは「タント カスタム」のCM「スタイル」編に出演する。ライフスタイルマガジン「CAR & More」編集部を舞台に、新型タントを追う編集部の面々を描く内容で、記者発表会では、チーフエディター役の豊川さんによる「CAR & More」創刊宣言も行われた。

豊川さんはステージ上の「タント カスタム」を見ながら、「スタイリッシュでかっこいい。居住性、乗り心地、すべてにバランスの取れたクルマで、僕は185cmあるのですが、車内で大の字になれました」とコメント。菅野さんも、「助手席を倒して広く使えるし、天井も高くて乗り降りしやすく、びっくりしました」と感想を述べた。綾野さんは同モデルに関して、「軽とは思えない重厚感。オプションもいろいろあるので、人それぞれのタントにカスタマイズされるのを見たいですね」と語った。

菅野さんは「タント」のCM「ママにタント」編にも出演している。このCMでは、「かわいい娘のいる働くママ」という設定で、仕事・家事・子育てに忙しいママ(菅野さん)を助けるパパ(青木崇高さん)とじいじ(石倉三郎さん)をコミカルに描く内容に。発表会では、働く女性と優しいママを演じ分けた菅野さんから、「ごめんなさいね、女にはいろんな顔がありますから(笑)」と、冗談とも本気とも取れる発言も飛び出した。

新型「タント」で行きたい場所を聞かれた際も、菅野さんは、「まず九十九里に行って、遠く八戸まで行って、七里ヶ浜に戻って、六本木に行ってから五本木に行こうと思います」と、あまりにも壮大な(?)計画を披露。報道陣の笑いを誘っていた。

ダイハツ新型「タント」「タント カスタム」記者発表会