11月11日にはザ・ビートルズの未発表曲10曲を収録したニュー・アルバム『オン・エアー - ライブ・アット・ザ・BBCボリューム2』をリリースするポール・マッカートニー (C)BANG Media International

ポール・マッカートニーと、英ロックバンド・レディオヘッドのフロントマン、トム・ヨークがコラボレーションする可能性があるという。

ポールは、娘のステラ・マッカートニーからトムとのコラボをしきりに勧められてまんざらでもないようだが、肝心のトムがあまりにも多忙すぎてスケジュールを合わせることができず、トム側がコラボのオファーを断るのではないかとNMEに明かしている。

「娘のステラがやたら乗り気なんだ。魂胆があるみたいで、僕に『トムに電話して、スタジオに直行しなさいよ。それでどんな結果がついてくるか見てみましょうよ!』なんて言うんだよ。でも、僕は彼に電話をかけるのをちょっとビクついているんだ。『よう、トム。ポールだよ。最近どうしてる? 一緒に作曲しないか?』なんて偉そうにかけても、彼から『えーと、僕忙しいんだ』なんて一蹴されるんじゃないかってね」

そんなポールは、トムのほかにボブ・ディランとのコラボを望んでいるようだが、やはりコラボ相手としてザ・ビートルズで共に活躍したジョン・レノン以上の相手は現れないだろうと悟っている。「数年前に僕とボブ・ディランが一緒に作曲するっていう大きな噂がいくつかあったんだけど、それがまだ脳裏に焼きついてるんだ。できるものならそうしたいね。でも僕はある意味、コラボ相手泣かせだと思うよ。ジョンという相手がいたからね。彼以上のコラボ相手が見つかるなんてことは非現実的なことだと考えているくらいなんだ」

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