女優の剛力彩芽、お笑いコンビ・バナナマンの設楽統と日村勇紀がフジテレビ系のバラエティ番組『奇跡体験! アンビリバボー』(毎週木曜19:57~20:54)の新レギュラーに起用されてから1年が経過し、心境を語った。

左から設楽統、剛力彩芽、日村勇紀

10月で放送開始17年目を迎えた同番組。ビートたけしが案内役となり、世の中の常識や科学では解明できない超常現象や奇跡的な出来事を紹介していく。その司会に大抜てきされた剛力はこの1年を「まだまだ、ダメだなーって思いますね。バナナマンのお二人に、特に設楽さんに頼りきっています」と反省点もあるようだが、「でもすっごく楽しい1年でした」と振り返る。もともと同番組のファンだったこともあり、収録後は家族に興奮気味に報告することも。

司会を務めるようになってから、私生活にも変化が見られるようになった。「テレビを見ていると司会の方に目が行くようになりました。あと、"話し方上手になったね"と言われました」と言い、「前に比べたら、初対面の人に質問とかできるようになったかもしれないですね。もともと人見知りだったんですよ。気になったことが素直に聞けるようになったかも」と分析。バナナマンのコンビ愛が共演を重ねるにつれて伝わったそうで、「バナナマンさんのトーク術って本当にすごくて、"どうしたら、その質問が出てくるんだろう"って…お二人から研究しているんです」と貴重な存在となっている。

そんな剛力が掲げる目標は、「MCとしてはやっと今流れを追えるようになってきたくらいで、アドリブとかはまだまだできませんし、いつかはバナナマンのお二人がびっくりすることを言えるようになったらいいなと思うのですが…」。「この間実は初めて皆さんがボケているところをさえぎったんですよ私(笑)。ブッタ切りました。あれは初めての挑戦でしたね。ちょっと勇気のいることでした」と思い返し、「面白く話題を変えたり、VTRふりができたらいいなと思いますね。まだまだこれから勉強です」と語った。

一方、バナナマンはコメンテーターとして1年前からレギュラーを務めている。設楽は「誕生日にプレゼントをもらったり、うれしいよね。僕ら『アンビリ』やってなかったら剛力ちゃんになんて普通会えないからね」、日村は「だって今一番輝いている女優さんっていっても過言じゃないでしょ。それが、毎回楽屋にあいさつしに来てくれるんだよね~。いい子だよね。好き!」と剛力の魅力にぞっこん。最近の"アンビリバボーな出来事"として、日村は9月に緊急入院したことを挙げ、設楽もそれに同意し、「"マジで"っていう感じ。日村さんいなくて一人で仕事行きましたからね。"ちょっと病院行ってくる"って出掛けたまま入院しちゃったので。僕にとっては、いろんなことを次々に巻き起こす日村さんがアンビリバボーですね」と振り返っていた。

同番組は、3日が「記憶に残るアンビリバボー 仰天『その後』スペシャル」(19:00~20:54)、10日が「アノ事件の知られざる結末」(19:57~21:54)の2週連続2時間スペシャル。3日は、同番組でこれまで紹介した人や動物のその後を追いかけた特集。10日は、番組の独自取材をもとに2002年の「バリの爆破テロ事件」、1992年の「日本人留学生射殺事件」のその後を探る。