ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ラグジュアリー・サルーン「XJ」の2014年モデルの日本仕様を発表し、全国のジャガー正規販売店で注文の受付を開始した。燃費性能や快適性、機能性を向上させる装備の充実が中心となる。

「ジャガー XJ」

オールアルミニウムボディを採用するジャガーのフラッグシップサルーン「XJ」は、「2.0 ラグジュアリー」から「5.0 スーパースポーツ」まで4モデルをラインアップ。最高級モデルでロングホイールベースの「5.0 スーパースポーツ」はリアシートの快適性向上に重点が置かれ、ヘッドルームが13mm拡大。オプションで10.2インチ液晶スクリーン付リアシート・エンターテイメントや電動リアサイドブランドが追加された。

「2.0 ラグジュアリー」が搭載する2.0リットルの直列4気筒ターボエンジンには、新たに「ジャガー・インテリジェント・ストップ・スタート・システム」が標準装備され、燃費性能が8%向上した。この改良により、「XJ」の全ラインアップでアイドリングストップが装備されたことになる。

ジャガーでは初となるソフトドアクローズ機能も導入された。わずかな力で静かにドアを閉めることができ、半ドアを未然に防止できる。この機能は、「3.0 プレミアムラグジュアリー」以上のモデルに標準装備され、「2.0 ラグジュアリー」ではオプションとなる。価格は「2.0 ラグジュアリー」が900万円、「5.0スーパースポーツ」が1,835万円など。