ランボルギーニ・ジャパンは、20日に行われた新作発表会にて、フランクフルトモーターショーで披露された「ガヤルド LP 570-4 スクアドラ・コルセ」を展示した。「ランボルギーニ青山」グランド・オープニングセレモニーも開催された。

「ガヤルド LP 570-4 スクアドラ・コルセ」とステファン・ヴィンケルマン氏

「ガヤルド LP 570-4 スクアドラ・コルセ」は、世界最速のワンメイク・シリーズ「ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ」で使用されるレーシングカー「ガヤルド・スーパートロフェオ」がベースとなっている。

「スクアドラ・コルセ」の名は、アウトモビリ・ランボルギーニ社内に新設された、同社のあらゆるレース活動をマネジメントする部署の名前が由来だという。新モデルは高レベルのパフォーマンスで、モータースポーツ特有のスリルを公道でも楽しめる、「ガヤルドのラインナップの中で最もエクストリームなモデル」とされている。

新作発表会は、「ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ」を共催するスイスの高級時計メーカー、ブランパンと共同で実施。「ガヤルド LP 570-4 スクアドラ・コルセ」の中からジャロ・ミダス(イエロー)のモデルが披露され、ブランパンの新作「L-エボリューション R フライバック クロノグラフ ラージデイト」も発表された。

この日のために、アウトモビリ・ランボルギーニ代表兼CEOのステファン・ヴィンケルマン氏も来日。新モデルについて、「おもに3つの特徴があります。ひとつはV10エンジン。570馬力の最高出力を生み出せます。次にダウンフォース。『ガヤルド LP 560-4』よりも3倍高い優れた空力効率を誇ります。そして超軽量構造。アルミとカーボンファイバーを多用した軽量ボディに仕上がりました」と説明した。

国内5店舗目となるショールーム「ランボルギーニ青山」

ヴィンケルマン氏は、「ランボルギーニ青山」グランド・オープニングセレモニーにも出席した。青山通りに面した「ランボルギーニ青山」は、東京・麻布、名古屋、大阪、福岡に次ぐ国内5店舗のショールーム。内装は黒を基調に、スタイリッシュで洗練された空間となり、常時3台の車両が展示されるという。

同ショールームのオープンにあたり、ランボルギーニ・ジャパンはコーンズ・モータースと正規販売代理店契約を締結しており、セレモニーではヴィンケルマン氏からコーンズ・モータースへ、記念品が贈呈された。

今回、新作発表会で披露された「ガヤルド LP 570-4 スクアドラ・コルセ」は限定生産での販売となり、価格は3,165万6,450円。会場で披露されたジャロ・ミダス(イエロー)のほか、ビアンコ・モノセラス(ホワイト)、グリジオ・タラッソ(グレー)、ロッソ・マース(レッド)から選択可能となっている。

「ガヤルド LP 570-4 スクアドラ・コルセ」

「ランボルギーニ青山」グランド・オープニングセレモニー