体育座りをして膝を軽く抱え、前後に身体を動かす

整体師の大山奏です。大きな筋肉があるのに、自分でマッサージするのが難しいのが背中です。同じ姿勢を続けることで背中の血流が悪くなると、不必要な脂肪がつきやすく老廃物がたまってしまいます。そこで今回は、背中の老廃物を流して血行をよくするゆりかごストレッチを紹介します。

ゆりかごストレッチ

Step1:体育座りをして膝を軽く抱える

Step2:後ろに倒れる

Step3:反動と腹筋を使って身体を立て直す

後ろに倒れると、“グニャリ”とした違和を感じるところがあるかもしれません。それこそ不要な脂肪と老廃物です。回数は決めずに連続で行います。背中が気持ちよく温かくなってきていれば、血行が促された証拠です。痛い、若しくは固いと感じた部分がほぐれるまでやると、肩こりにも効きます。

膝を抱える体勢は腰の筋もを緩めてくれます。痛くなければ、腰も一緒に伸ばすように少し身体を丸めてみてもいいですよ。これで腰痛対策もばっちりです!

背中の血行不良は肥満のもと!?

東洋医学で「お血」というものがあります。「お血」は、血液の巡りが悪くドロドロと滞留してしまう状態をさします。「お血」がある人とない人では新陳代謝に違いが見られ、肥満指数も変化します。

ダイエット効果を高めたいなら、身体中の血行を良くすることも考えた方が早道になる可能性があります。背中の「お血」改善のためにも、ゆりかごストレッチを日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。

筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログでは日々の出来事を思うままにつづっている。

「ひよっこライター大山奏」