椅子に座る又は膝立ちをして、背中で合掌

整体師の大山奏です。酒は飲んでも飲まれるなと言いますが、ついつい飲みすぎてしまうこともありますよね。次の日に二日酔いで気持ちが悪くて後悔する人も多いでしょう。今回は上半身の血流を良くして、二日酔いの気持ち悪さを和らげるストレッチを紹介します。

背中合掌ストレッチ

Step1:椅子に座る、又は膝立ちをします

Step2:腕を背中に回して背中で合掌します

Step3:3回呼吸をしてもとの姿勢に戻ります

背中のなるべく高い位置で合掌をしましょう。呼吸に合わせて、吐くたびに少しずつ両腕を寄せるイメージです。吐き気が強すぎる時にすると、逆効果になるので中止してください。3回の呼吸を2セットすると、背中側に血が流れるのが分かってくるかと思います。手首だけを寄せるのではなく、腕全体を後ろに引っ張るのがポイントです。

肩こりにも効いて一石二鳥

背中合掌は肩甲骨を寄せる動きなので、肩こり解消にも役立ちます。肩こりや首こりを放っておくと背中がガチガチに固まってしまうので、背中で合掌することが難しい人もいるかもしれません。その場合は無理して合掌しようとはせずに、肩甲骨を寄せるように胸を張って腕を後ろに引っ張るところから始めましょう。段々と背中周りの筋肉がほぐれてきます。

背中の血流がよくなればダイエット効果も!

血流の滞りが起こると老廃物がたまり、むくんだようなブヨブヨとした状態になります。背中は特に意識して老廃物を流さないと、自分ではなかなか気がつかない場所なので注意が必要です。背中にたまった老廃物が流れるようになれば、それだけでシルエットが変わります。

肩こりがひどい人ほど背中のストレッチが必要なのですが、固まりすぎていて動かさない癖がついている人も少なくありません。老廃物はどんどん出して、いらないものがない身体を目指しましょう。

筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログでは日々の出来事を思うままにつづっている。

「ひよっこライター大山奏」