社員に支給された「カツ弁当」

カツ弁当支給に社員が並ぶ様子

サイバーエージェントは9月2日より、福利厚生の一環として社員の食事支援制度を開始した。

同社は終身雇用を掲げ、「挑戦と安心」をテーマに人事制度、福利厚生の拡充を行っているという。家賃補助制度「2駅ルール」や「懇親会費用補助」などの制度を整えてきたが、社員食堂の設置については、部署ごとにオフィスが異なるなどの理由でとん挫していた。このほど、社員の食事支援としてお弁当配布、リフレッシュのための野菜ジュースやカットフルーツなどの配布を開始したとのことだ。

食事支援は「カツ弁当支給」が毎月1回。ランチタイムにサイバーエージェント及びグループ会社の全職種へ「キムカツ」のお弁当が配布される。そのほか、月1回アメーバ事業本部 広告・エンターテイメント部門で行われる「ランチケータリング」、週3回インターネット広告事業本部に「野菜ジュース」「カットフルーツ」「栄養補助食品」の支給を予定。また、給料日の前夜には食事支援として、サイバーエージェント及びグループ会社の全職種にピザを配布する。

「カツ弁当支給」初日となった2日は、2050個の弁当を用意、社内に大行列ができたという。同社代表取締役社長 藤田晋氏は自身のブログで「キムカツのコンテンツ力は想像以上にすごかった」とコメントしている。