世の中には話のネタとして盛り上がりそうな、おもしろい検定も数多く存在します。今回はそれら検定の中から食べ物に関わるものをご紹介。私生活にも活かしつつ、マイ営業トークの鉄板のひとつとして加えてみてはいかがでしょうか。

■ビール好きに一目置かれるかも!?「日本ビール検定」

「日本ビール検定」は日本ビール文化研究会により行われており、2012年に第1回が実施されたばかりの新しい検定です。1級~3級まであり、ビールの文化や歴史について筆記で出題されます。公式サイトのデータによると、第1回の合格率は3級が95.3%で2級が47.4%。公式テキストからの出題が主となるので、受験予定者は事前に入手しておくと良いでしょう。開催都市は札幌・東京・大阪・福岡で9~10月ごろ実施です。

■お酒に強い人はチェック!「泡盛マイスター」

「泡盛マイスター」は沖縄に拠点を置く泡盛マイスター協会により行われています。沖縄県知事認証であり、筆記試験として泡盛の必須知識や公衆衛生、食品衛生の知識などが問われます。また実技試験も行われ、口頭試問のほかテイスティング実技とサービス作法が問われます。実施日程は筆記が8月、実技が2月を予定しているので、はやめに専用の教本一式を申し込んでおくと良いでしょう。

■美味しいコーヒーで相手をもてなそう!「コーヒーインストラクター検定」

「コーヒーインストラクター検定」は、全日本コーヒー商工組合連合会が2003年秋から行っている資格認定制度です。2006年春から一般の人も受講・受験が可能となりました。2級ではコーヒーの対面販売に必要な基礎的なコーヒー知識と鑑定技術などが求められ、1級ではそれがより高度となり、コーヒー製造業者に求められるレベルとなります。ちなみにその上には「コーヒー鑑定士」の資格も用意されています。全国7カ所で開催されているため、受験しやすい検定といえるでしょう。

■夏の営業先で活かせる話題が豊富「バーベキュー検定」

「バーベキュー検定」は日本バーベキュー協会が考案した資格制度で、バーベキュー文化を普及していくための人材開発を目的としています。「初級インストラクター」「上級インストラクター」「バーベキューマスター」の3段階があり、初級は仲間内でバーベキューをやる場合になどにも使える知識や技術が求められるので、バーベキュー好きにはオススメの内容といえるでしょう。検定は講義と実習を受けた後、筆記試験が行われます。

いずれも本格的な知識や技術を身につければ、その道のプロを目指せる検定でもあります。自分の趣味を活かしながら、使える営業トークで会話を盛り上げてみましょう。