AKB48メンバー84人とAKB48グループ総支配人・戸賀崎智信氏が集英社文庫「ナツイチ」を課題図書に書いた読書感想文が、9月17日に1冊の単行本として発売されることが23日、明らかになった。

『共喰い』著者の田中慎弥と対談した大島優子(右)

「ナツイチ」は、1991年から「夏の一冊」(通称:ナツイチ)としてスタートした集英社文庫の夏のフェアで、昨年は5,800軒の書店が参加した。今年は85作品の集英社文庫が対象となり、15代目イメージキャラクターを務めるAKB48はキャンペーンの一環として、7月に対象作品の読書感想文を1人1作品発表した。

今回、その直筆感想文が1冊の単行本に収録されることが決定。また、『共喰い』の田中慎弥と大島優子、『桐島、部活やめるってよ』の朝井リョウと横山由依、『鉄道員』の浅田次郎と入山杏奈、『水滸伝』の北方謙三と内田眞由美といった、それぞれの課題図書の著者との対談も実現した。さらに、巻末にある応募券を郵便はがきに貼って応募すると、好きなメンバーの「サイン入り・直筆感想文」が各1人、総勢85人に抽選でプレゼントされる(感想文の部分は直筆原稿の複写)。

「本人が書く読書感想文」がメインテーマになっていることから、誤字脱字なども手は加えられていない。公開時に話題になった指原莉乃の「インストントンが食べたいのにお湯がないなんて」の一文も、もちろんそのままの状態で掲載されている。

『AKB48×ナツイチ 直筆感想文集』は、9月17日に発売。予価998円。特別付録として「AKB×ナツイチ栞」が付いてくる。

『鉄道員』著者・浅田次郎と入山杏奈(右)

『桐島、部活やめるってよ』著者・朝井リョウと横山由依(右)

『水滸伝』著者・北方謙三と内田眞由美(右)

特別付録「AKB×ナツイチ栞」