AKB48・秋元才加の卒業セレモニーが22日、AKB48の全国5大ドームツアー「AKB48・2013 真夏のドームツアー ~まだまだ、やらなきゃいけないことがある~」の東京ドーム初日公演で行われた。

卒業セレモニーでファンへの感謝の気持ちを語った秋元才加

先月20日の福岡ヤフオク!ドームからスタートしたツアーも、22日からの東京ドーム4公演でフィナーレを迎える。AKB48にとって、1年ぶりとなった東京ドーム公演初日。最終曲「To be continued.」が披露されると、第2期生としてグループを初期から支え続けてきた秋元の卒業セレモニーが行われた。秋元は「こんな大きな会場でたくさんの皆さんに見守っていただきながら卒業できると思っていなかったです」と語り、「皆さんにありがとうの気持ちを言わせていただけるこうした機会をいただけてうれしく思います」と感謝した。

そして、「卒業することに後悔はしていません。私をここまで育ててくれたAKB48を愛しています」と思いを伝え、「ありがとうございました。私はAKB48を本当に愛していますし、本当にAKB48でいた日々は幸せでした。これからもAKB48と秋元才加の応援をよろしくお願いします」とファンへあいさつ。ファンとメンバーに見送られる中、秋元は笑顔を見せながら、爽やかにステージを後にした。高橋みなみは、「才加はAKB48を卒業しても皆の為に道を切り拓いてくれるはず」と活躍に期待を寄せ、「私たちも負けずに頑張るしかない!」とさらなる躍進を誓った。

秋元の卒業を記念して、セットリストもラストコンサートを飾るにふさわしいラインナップで構成された。センターを務めた「フライングゲット」、いつにも増して全力でゴリラを演じきった「ウッホウッホホ」、7年前当時の衣装に身を包んだ「スカート、ひらり」、激しいマイクスタンドパフォーマンスを見せた「Blue rose」など、これまで培ってきた表現力とダンススキルを存分に披露した。

また、秋元康総合プロデューサーから贈られた卒業ソング「強さと弱さの間で」では、卒業メンバーも含む同期の仲間たち(梅田彩佳、大島優子、小林香菜、宮澤佐江、大堀恵、河西智美、野呂佳代、増田有華、松原夏海)に囲まれながら熱唱。秋元才加にとっても、同期メンバーにとっても、貴重な思い出となった。秋元は、28日にAKB48劇場で行われる公演を最後にAKB48を卒業する。

(C)AKS