ギリシャ神話の世界と現代を融合させた映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』の予告映像が公開された。
同作は映画『グレムリン』(1984年)の脚本家としてキャリアをスタートさせ、『ホーム・アローン』シリーズや『ハリー・ポッター』シリーズの監督も務めたクリス・コロンバスがプロデューサーを務める映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』の続編。現代のニューヨークに暮らす18歳の青年パーシー・ジャクソンは、ギリシャ神話の"海の神"ポセイドンと人間との間に生まれた"半神(ハーフゴッド)"。前作で、神々の開戦を防ぐことに成功したパーシー。今回は復活したら世界が破滅してしまうという、先代の神々の王クロノスの復活の阻止に挑む。
このたび公開された映像では、今まで明かされていなかったパーシー・ジャクソン(ローガン・ラーマン)の弟でひとつ目のサイクロプスであるタイソン(ダグラス・スミス)の存在が明らかに。クロノスの復活を阻止すべく、パーシーやタイソン、女神のアテナの娘のアナベス(アレクサンドラ・ダダリオ)らは、ギリシャ神話の魔物たちが跋扈する 魔の大海原:バミューダ・トライアングルへと乗り出す。果たしてパーシーは「神々の世界」と「人間の世界」の二つの世界を救う事ができるのか。
パーシー役のローガン・ラーマンは「兄弟愛と家族の大切さは、間違いなくシリーズの新しいテーマだ」と同作について語っているほか、タイソン役を演じたダグラス・スミスは「サイクロプスは半神(ハーフゴッド)を食べるのが好きだから、タイソンは悪役のように見えるけれど、とても気持ちの温かいサイクロプスの中で最も善良な人だ。彼はサイクロプスだけに備わったさまざまなスキルを発揮するから、クエストでは便利な存在になる」と自身の演じた役について説明している。映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』は、11月1日より全国公開。