メルセデス・ベンツ日本は、5月にセダン / ステーションワゴンが発売された新型「Eクラス」に、2ドアクーペとカブリオレを追加して発売した。カブリオレは大幅にノイズレベルを低減したアコースティックソフトトップを採用する。

東京・六本木の「メルセデス・ベンツ コネクション」にてお披露目された「E 250 カブリオレ」

新型「Eクラス」は、LEDハイパフォーマンスヘッドライトやシングルルーバーのフロントグリルなど、新世代のメルセデス・ベンツのデザインを採用したモデルとして登場した。最新のパワートレインや安全装備も注目を集めている。

今回発売されたクーペは、なめらかなルーフラインや、メルセデスクーペ伝統のBピラーレスでフルオープン可能なサイドウインドウが特長。カブリオレはソフトトップならではの優雅なプロポーションを持ち、クロームトリムやツインクロームエグゾーストエンドによって力強いリアエンドを形成している。

このソフトトップは遮音性に優れたアコースティックソフトトップとなっており、室内のノイズレベルを大幅に抑制、クローズ状態では室内に高い静粛性を実現した。また、オープンカーでありながらcd値0.25というクラストップレベルのエアロダイナミクスも実現。静寂性の向上に寄与している。オープン走行時にはフロントウィンドウ上部のウインドディフレクターとドラフトストップから構成される「エアキャップ」が空気の流れを上方に跳ね上げ、後方から室内への風の巻き込みを低減する。

エンジンは、世界で初めて成層燃焼リーンバーンとターボチャージャー、排ガス再循環装置の組み合わせを実現した2.0リットルの直列4気筒ターボを「E 250」に搭載するほか、「E 350」に3.5リットルV6、「E 550」に4.7リットルV8ツインターボを搭載する。

価格は、「E 250 クーペ」が669万円、「E 550 クーペ」が1,145万円、「E 250 カブリオレ」が699万円など。