進学予備校・東進ハイスクールの現代文講師・林修氏が4日、東京・台場のフジテレビで行われているイベント「お台場合衆国」のお台場マイナビステージに登場し、一般から募集された14人の小学生を対象にガムにまつわる特別授業を行った。
今回の授業は、「お台場合衆国」内にある「ロッテドリーム合衆国」のガム専門ブース「クレイジーガム放送局」で上映されている林氏出演の動画『今でしょ!! ガムでしょ!!』を、夏休みの子どもたちに向けて行った特別授業。家族連れで賑わうお台場合衆国の会場には子どもたちやその両親など、多数の人が駆けつけ、林氏の話に耳を傾けた。
この日の授業では、ガムにまつわる言葉やことわざとして「窮鼠猫を噛む」の意味や類似語を解説したほか、「テレビでは言わない」という「読書感想文を書くコツ」も指導。林氏によると、まず最初にあらすじを全体の3割以内で書き、次に感想。そして、何でそう思ったのかという理由付け、最後に主人公と自分の比較を入れるのが、誰でもうまく書ける書き方だという。特に「理由付けは大事で、これを入れると感想文がしっくりくる」と説明した。
読書感想文に苦労する子どもたちが多い言われる昨今だけに、ステージで授業を聞いた子どもたちの中にも、メモをとって真剣に聞き入る子も見られ、夏休みに役立つ授業になった。
さらに、林氏は「10歳までは脳が成長するんだよ。ここで鍛えておかないと上がっていかない。ここが勝負だよ!」と子どもたちに語りかけ、「噛むことは脳に伝わってとてもいい。しっかりと固いものやガムを噛んで」と教授。最後には、林氏の名言でもある「いつやるか、今でしょ!!」と子どもたちに断言し、この日の授業を終えた。