今年2月に滑膜炎が発覚し、右臀部にできた股関節唇損傷の手術を受けたレディー・ガガだが、手術前の臀部に「25セント硬貨大」の穴が開いていたという。
この手術により「ボーン・ディス・ウェイ」ツアーをキャンセルせざるを得なかったガガだが、傷は想像以上に深刻なもので、関節部分に収まっているべき組織が片側の臀部に飛び出ている状態だったという。ガガは、臀部自体の損傷も大変激しかったという当時をWWD.comで振り返っている。
「臀部に怪我をしたのよ。まだ誰にも、ファンにさえも話していないことなんだけど、手術の前にMRIの検査を受けた時、臀部には大きな穴があったの。25セント硬貨ほどの大きさだったわ。関節の内側に傷があって破損していたのね」
もしその状態のままツアーを続けていた場合、ガガは股関節置換手術を受けることになり、今回の回復に要した以上の静養期間が必要になっていたと続けている。「担当の外科医は、もし私がもう1回でもショーを行っていたら股関節の全置換手術を受ける羽目になっていたと言っていたわ。そうしたら最低でも1年かそれ以上は回復にかかっていたでしょうね」
先日には、自身の新しいウェブサイト「LittleMonsters.com」にてすっぴんの写真を公開し、8月19日に発売するニュー・シングルへの想いを語ったガガは、今年春からは体を休めるためメディアへの露出が減少。一時は「創作力を失いスランプ状態」とまで報じられていたが、11月11日には通算3枚目となるニュー・アルバム『アートポップ』のリリースを控えており、病状が回復したこともあって7月中旬よりメディアへの露出が再び増え始めている。
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