光のピラミッドが町を練り歩く

福岡県北九州市戸畑区で、福岡の夏の三大祭りの一つ、「戸畑祇園大山笠行事」が行われる。開催日時は7月26日~7月28日まで。

夏の夜に光のピラミッドが登場

同祭りは、博多祇園山笠、小倉祇園太鼓とともに福岡県の夏の三大祭りといわれており、国の重要無形民俗文化財にも指定されている。昼は、4体の「大山笠」が12本の大幟(おおのぼり)を立て「小若山笠」を従えて練り歩く。

また、夜は大幟などの装飾を取り払った大山笠に、提灯309個を12段(約10m)に重ねて取り付け、光のピラミッドのような「提灯大山笠」が登場。「ヨイトサ、ヨイトサ」のかけ声とともに進んでいくという。

さらに、27日18時30分~21時まで、戸畑区役所前浅生公園にて「大山笠競演会」を実施。4体の大山笠と小若山笠が勢ぞろいし、祭りは最高潮に達するという。

なお、江戸時代後期に始まったとされ、祭神・須賀大神に平癒祈願を行ったところ疫病が終息したことから、お礼として山笠を作り、神社に奉納したのが由来となっている。

大山笠競演会で盛り上がる!