ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、プレミアムSUV「レンジローバー・スポーツ」と、往年の戦闘機「スピットファイア」が史上初となる対決を行ったと発表した。英国エンジニアリングを代表する2大巨頭のレースとして、「FortyOneSix.com」が企画したもの。

「レンジローバー」と「スピットファイア」

このレースは、「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」の幕開けを飾るイベントとして企画された。サセックス州グッドウッド飛行場内、芝の滑走路を舞台としており、この種のレースで飛行場を舞台とするのは史上初となる。レースの方法は、ドラッグレースのように直線の滑走路を走り、素早くUターンし戻ってくるというものだった。

「レンジローバー・スポーツ」はランドローバー史上最速を誇るモデルで、510PSを発揮する5リッター スーパーチャージドV8エンジンを搭載する。一方、対戦相手の「スピットファイア」は1945年型モデルで、1,750bhpを発揮するV12マーリンエンジンを搭載。空中での最高速度は400mph(時速約640km)を誇る。

芝生のコースは凹凸がある上に、トラクションがきわめて低いため、非常に難しいレースとなることが予想された。しかし、「レンジローバー・スポーツ」の最高速度は130mph(時速約210km)を記録し、コーナリングでは新しく開発されたトルク・ベクタリング・テクノロジーが効果を発揮するなど、その実力をいかんなく発揮した。レースの模様と結果は、「FortyOneSix.com」で確認できる。