琵琶の音色が響く耳なし芳一まつりの様子

山口県下関市の耳なし芳一伝説が伝わる赤間神宮で、「耳なし芳一まつり」が開催される。開催日時は7月15日(月・祝)夕刻から。参観無料。

「耳なし芳一」の舞台で琵琶の演奏を実施

同神宮は、源平最後の合戦、壇ノ浦の戦いにおいて、わずか8歳で入水した安徳天皇を祀っている。1191年に「阿弥陀寺」という仏教寺院として創建。平家の怨霊に経文を書き忘れた耳をちぎり取られた、盲目の琵琶法師・芳一を主人公とした「耳なし芳一物語」の舞台としても知られている。

同祭りでは、この「耳なし芳一」にちなみ、芳一と平家一門の霊を慰める神事を行う。当日は芳一の木像を前に筑前琵琶の演奏などが行われるとのこと。

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