月刊コミックビーム8月号

志村貴子「放浪息子」が、本日7月12日発売の月刊コミックビーム8月号(エンターブレイン)にて最終回を迎え、10年の連載に幕を下ろした。

「放浪息子」は、女の子になりたい男の子・二鳥修一と、男の子になりたい女の子・高槻よしのが、性別や友情、恋に悩み葛藤する物語。2011年にはフジテレビのノイタミナ枠にてアニメ化された。最終15巻は8月下旬に発売される予定。

また今号から、津原泰水原作による近藤ようこ「五色の舟」と、古泉智浩「悪魔を憐れむ唄」の新連載2本がスタートした。「五色の舟」は津原の傑作と名高い同名短編のコミカライズ。未来を予言する怪物・くだんをめぐる、見世物小屋一家のドラマが描かれる。「悪魔を憐れむ唄」は売れないお笑い芸人が、怪しい男たちに出会い奇妙な出来事に巻き込まれていく物語だ。

このほか今号にはヤマザキマリ「テルマエ・ロマエ」の単行本全6巻が収納できる、組立式のBOXが付属。さらに8月12日発売の9月号には桜玉吉の手ぬぐいが、9月12日発売の10月号には「テルマエ・ロマエ」の手ぬぐいが封入される。