富士重工業は10日、同社初のハイブリッドシステムを搭載した「SUBARU XV HYBRID」の受注状況を発表した。発表によると、発表後2週間時点(6月24日から7月7日まで)で月販目標550台の10倍を上回る5,580台を受注し、好調なスタートをきったとのこと。

「SUBARU XV HYBRID 2.0i-L EyeSight」(ルーフレールはメーカー装着オプション)

同車は、モーターをエンジン出力のアシストとして用いることで、加速感のある走りと、JC08モード燃費値で20.0km/Lの燃費性能を両立したSUV。ハイブリッド化に伴い搭載するモーターや高電圧バッテリーなどの配置を、同社独自のシンメトリカルAWDレイアウトの持つ、低い重心高・優れた重量配分を活かした設計とすることで、高い運動性能を実現したという。価格は249万9,000円~278万2,500円。

SUBARU XV全体の受注台数に占めるハイブリッド比率は約7割に達したとのこと。また、XV HYBRIDのグレード構成比では、先進運転支援システム「EyeSight」搭載車が91.4%となっている。

ユーザーからは、「加速感があり、スポーティなハンドリングで走っていて愉しい」「AWDのため安定感が高く、安心できる」「質感が高い」との評価を得ているという。